【漫画の紹介】スラムダンク

漫画の概要

・タイトル:スラムダンク

・作者:井上雄彦

・巻数:31巻(単行本版)

内容

 不良少年の桜木花道がバスケットボールを通して成長していく姿を描いた大人気スポーツ漫画。この作品の舞台は1990年代の神奈川県で、主人公の花道がバスケ好きのヒロインの赤木晴子に一目ぼれをし、アピールのためにバスケ部に入部することが始まります。今まで喧嘩ばかりでまったくのバスケ素人だった花道が個性豊かなチームメイトやライバルと競い合いスポーツマンになっていく様子を描いた漫画で、当時では珍しい正統派なバスケ漫画です。現在のバスケのルールとは異なる部分は多いですが、バスケ初心者でも読みやすい漫画になっています。

 

 

好きなキャラクター

 ずばり、三井寿!中学時代にチームの得点源として、同中学を神奈川県大会優勝に導き、同大会の最優秀選手を獲得した天才シューターで、湘北高校に入学してもエースとして期待される選手でした。しかし、入部初日に1年生同士の紅白戦で左膝を負傷してしまい、入院して治療していたが完治する前に勝手に病院を抜け出して練習に参加し、再発させてしまう。そのため挫折し、不良となって2年間も自暴自棄な生活を送り、不良仲間とつるんで過ごします。バスケをやめてからはバスケをやっている人を目の敵にし、不良仲間と共にバスケ部を襲撃しますが恩師である安西先生に再び出会うことでバスケに対しての情熱を取り戻し、その後はバスケ部のシューターとして大きくバスケ部に貢献します。このキャラの一番の魅力は挫折を経験し、過去のことを後悔しながらもいまの自分にできることを頑張るという人間臭さです!ぜひ漫画を読んで「炎の男 三井寿」を知ってほしいです!

感想

 主人公の花道だけでなく、チームメイトや監督などそれぞれに過去がありすべてのキャラクターに感情移入できる漫画でした。もちろん、バスケの試合の描写も細かくスポーツ漫画としても楽しめる漫画です。読んだことがない人でも一度は聞いたことがある「諦めたらそこで試合終了ですよ」や「バスケがしたいです」などの名言も読むことでより深く心に響き、感動間違いなし!